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地界の地界の時は近い5

地界の誓いの時は近いwwwwwwwwwwwwwwwwwwww5

魔剣に負けん:魔剣に負けん

前回の魔剣:魔剣に負けん


ア「うーん・・・」
ガ「どうかしましたか?」
ア「最近、体の調子がいいというか・・・やけに軽いんだよな。どうしてだ?」
ガ「この頃質問尽くしですね。ですが、分からない事があったらどんどんお聞き下さいね。それが私の悲しい運命なのですから」
ア「そっか。で、なんでだ?」
ガ「恐らく、体が魔力に慣れてきたのでしょうね」
ア「魔力?」
ガ「ええ、魔力は魔界のどこにでもあります。それどころか、今、呼吸して魔力を吸収しているんですよ」
ア「へえ、呼吸するだけでいいのか。で、魔力は何に使うんだ?」
ガ「フッフッフ、それに関しては多少なり心当たりがあるはずですよ」
ア「あの不思議な力を使うため・・・か?」
ガ「そうです。あなたは確か時間を止める事、でしたね。それで前の魔王様を倒されたと」
ア「ああ」
ガ「ですが、魔界に来てからその力を一度も見たことがありませんね。何故です?」
ア「何て言うかな・・・相手を止めるとその相手は動かなくなっちゃうだろ?それを攻撃すると、何か無抵抗な奴を攻撃してるみたいで・・・」
ガ「なんともクソ真面目ですね。戦いの中に正義は無いと言うのに」
ア「それで前の魔王も死んで・・・」
ガ「いえ、彼は生きてますよ」
ア「え?そうなの?」
ガ「ええ、あなた様が仕留め損なったおかげで」
ア「今どこに居るんだ?」
ガ「それは分かりません」
ア「それって、その場で放したってことか?」
ガ「正確には違います。この城の転送装置を使いました」
ア「なんだそれ?初めて聞いたぞ」
ガ「そりゃあ、言ってませんからね。こちらにあります」


ガ「これがそうです」
ア「これに入ればどっか飛んでいくのか。どこに飛ぶんだ?」
ガ「それは分かりません」
ア「またか・・・なんで分かんないんだ?」
ガ「その転送装置は本来は脱出用です。追手にもこの装置を使われて同じ場所に飛んじゃったらダメなので、どこに飛ぶかは分からないようになってます」
ア「ふーん、これで前の魔王をどこかに飛ばした、と」
ガ「そうです。彼は特に罪を犯した訳では無いので魔界処刑人のお世話になることはないでしょう。もしかしたらどこかでバッタリ会うかもしれませんね」
ア(あんま会いたくねぇな)

ガ「ところで魔王様、自分の能力について詳しくお知りですか?」
ア「いや?この力が使える時になってから全然使ってないからな」
ガ「それは大変です。いざ争うという時になったら扱えませんよ」作者的にも
ア「それもそうだな、ちょっと試してみるか。少し待ってろ、剣を」
ガ「ああ、剣は無くても能力は使えると思いますよ」
ア「え?なんでだ?」
ガ「ついでに説明しておきますか。あの剣の本来の役割を」
ガ「元々、"能力"は時間が経てば自然に開花します。ちなみに、これは人間も同じです。ですが開花するまでに数千年と時間がかかるので人間が開花することはまずありません」
ガ「話を戻します。時間と共に能力は開花しますが、稀に時間が経っても能力が開花しない魔物もいます」
ガ「それを補助する目的で作られたのがその剣らしいです」
ガ「その剣には特殊な力が含まれており、能力の開花を促すことができるんです」
ガ「それを開花しない魔物に持たせ、能力を目覚めさせる、ということです」
ガ「元々3つなのは効率化を求めて、らしいです。詳しくは作った人にでも聞いてください」
ア「作った人は誰なんだ?」
ガ「えー・・・っと・・・で、三つの内の一つを持っても能力を開花出来ない魔物も中には居ます」
ア(それも忘れたんだな)
ガ「その時の最終手段としてその様に一つにする訳です。この剣を持てば確実に能力が使えるようになります」
ア「ふーん、じゃあ能力が使えるようになったら、もうこの剣は必要無いってことか?」
ガ「そういう事です。では、改めて」
ア「ああ、試しに行くぞ」


―お外―

ガ「さて、始めますか」
ア「その空き缶はなんだ?」
ガ「ああ、これから使いますよ」
ゾン助「ん?何やってんだ?」
ガ「おお、これから魔王様が能力をお使いになると言うので」
ゾ「へー、じゃあ俺も見ていこうかな」
ア「で、どうすればいい?」
ガ「では、実際に時を止めてみてください。それで・・・よいしょ」

カラン カラン

ガ「この空き缶を時を止めている最中に組み立ててみてください」
ア「? なんでだ?」
ガ「証拠ですよ。もし本当なら、本人以外は全く分かりませんからね」
ア「よし、分かった。行くぞ」
ガ「はい」
ア「フンッ」

ピタッ

ア「・・・ちゃんと止まってるみたいだな。これを組み立てて・・・っと」

パッ

ア「どうだ?」
ガ「おお、空き缶が一瞬で!」
ゾ「おお!本当に使えるとは!」
ア「そりゃそうだ、使えなかったら俺は魔王になれてねぇよ」
ゾ「そうかぁ、そうですよね、余りにも使わない物だから噂がたってたんですよ」
ア「どんなだ?」
ゾ「今の魔王は何の能力も持って無いんじゃないか、って」
ゾ「じゃあどうやって魔王になったんだ?って言うと、前の魔王に裏金を渡しただとか、愛人だっただとか」
ア「散々だな」
ガ「ところで魔王様、他にも使い方は無いんですか?」
ア「他に?・・・って言われてもなぁ」
ア(そういや前の魔王を倒した時、時間を止めたのに周りの木とか草はなびいてた様な・・・)
ア(つまり、あの時はあの魔王"だけ"時間が止まってたのか?)
ア「多分だが、一人だけの時間を止めることも出来るはずだ」
ガ「ほう、ではやってみてください」
ア「それじゃ行くぞ!フンッ・・・」

ア「止まっ・・・」

ガ「てないみたいですね」
ア「あれ?」
ガ「出来ないじゃないですか、んもう」
ア(いや、そんな筈はない。現に出来てたんだし・・・)
ア(あの時は俺はどうしてた?魔王に攻撃されそうになって、とっさに防ごうとしたら、いつの間にか止まってて・・・)
ア「あっ」
ガ「どうかしましたか?」

手のひらをガーゴに向けるアルフレッド

ア「フッ!」

ピタッ

ア「止まったか・・・?」
ゾ「おお!止まってるぞ!なにこれ、面白っ」

ベタベタ

ア「じゃあ、解いてみるぞ」

パッ

ガ「!? い、今誰かに全身を撫で回されたような・・・」
ア「おい!出来たぞ!」
ガ「な、なにがです?」
ア「一人だけ止めるのをだよ。お前止まってたぞ」
ガ「え?そうなんですか!?」
ア(片手で一人止めれるってところか、じゃあ両手使えば俺含めて3人だけ動けるってこともできるのか)
ア(ん?両足も使えば5人も・・・!)
ア(やっぱ恥ずかしいな・・・)
スケ郎「おや?何してるんですかー」
ガ「ああ、今、魔王様が能力を使うとの事でしたので見ていたんですよ」
ス「へぇ、で、本当に止められたんですか?」
ガ「はい、止まってましたよ」
ス「ほぉ・・・やっぱり愛人なんかじゃなかったんですね」
ア(何でそっちを信じたんだよ)
ア「そういやお前たちも何か能力が使えるのか?」
ス「使えますよ」
ア「使ってみてくれ」
ス「分かりました。行きますよ!フンッ!」

ア「?」
ス「体に触ってみてください」
ア「お、おう」

恐る恐る触るアルフレッド

ス「硬いでしょう!?」
ア「か、硬いな」
ス「これが俺の力です!俺は!今!何よりも硬いんですよ!カッチカチですよ!」
ア「そ、そうか」

ゾ「ま、所詮は骨だけ野郎、その程度ですよ。ハハハハハ」
ス「ん?何?嫉妬してんの?お前の力なんだっけ?ちょっとムキムキなる?だけだったよね?プッ」
ゾ「あぁん?ちょっとどころじゃねぇぞ?お前ぐらいなら粉々だぞ?」
ス「おぉん?やんのか腐れ野郎?」
ゾ「望むところだ能無し野郎ォ!」

バキッ ボキッ グチャッ

ア「おいおい・・・止めねぇのか」
ガ「だって面倒じゃないですか。それに、あれはいつもの事ですよ」
ア「そうなのか?」
ガ「ええ、でもあの二人はなんだかんだ息が合いますので有事の際は組ませてみるといいでしょう」
ア「ふーん・・・そういやお前は何が使えるんだ?」
ガ「それは・・・まだ秘密です」
ア「・・・何でだよ」
ガ「ハハハッ、そんな簡単に教えませんよ。私の楽しみが減っちゃいます」
ア「なんだよその楽しみって」
ガ「いえいえこちらの話です。ハーッハハハ」
ガ「ああ、それともう一つ、能力はそれぞれ魔力の消費量が違います。魔力が尽きると能力は使えなくなっちゃいます」
ガ「消費量についてですが大まかに言って長期型、中期型、短期型があります。強力な能力には短期型が多いですね」
ア「じゃあ俺はどれだ?」
ガ「まぁ短期型でしょう。ですが、魔物によっても魔力をどれだけ蓄えられるかも違います。短期型の能力を長期型の様に使いまくる奴もいたりします」
ガ「それもこれも全てあなた次第です。頑張ってください」
ア「何をどう頑張ればいいか分からんが頑張るよ、それより・・・」

ベチョッ ボキッ

ア「何か骨の腕が落ちてたりするけど大丈夫か、あれ」
ガ「ええ、折れたところをくっつけて置いておけば1年で元に戻りますよ」
ア「ふーんやっぱ魔界ってすげぇな」


ア(!? 今なんて言った!?ヤバイ・・・魔界に対して何の抵抗も無くなって来てる・・・!このままじゃ・・・!)


ア(ま、いっか)

何かが吹っ切れたアルフレッドだった

―続く―

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